プログラマブル交流電源ESシリーズ

¥1,060,000 ~(税抜)

アプリケーション
P-STATION/ESシリーズは、幅広い用途に対応する交流電源です。
- 低周波イミュニティ試験
- 低周波エミッション試験(高調波電流測定・フリッカ測定)
- 系統連系試験システム
- 半導体プロセス装置電圧サグイミュニティ試験
- 任意波形によるシミュレーション
- 電波暗室・無響室用CVCF、生産ライン用CVCF
- 輸出品の仕向け地にあわせた電圧・周波数変換
- インバータやモータ関連の試験
- 航空機搭載機器試験用電源 など
模擬商用電源ライン ノイズ重畳試験
製品を開発時に十分試験したにもかかわらず、商用電源からのノイズが原因で、フィールドで誤作動してしまうことがあります。その現象を再現する場合、一般的なノイズシミュレータでは、重畳するノイズ波数が少ない(単発パルスを重畳させる)ため、誤作動をうまく再現することができません。
エヌエフのノイズ重畳試験システムは、ノイズ波数を自在に設定・出力できるうえ、波形品位が高いので、再現性の高い試験が行えます。

▶ 重畳ノイズ波数が少なく、誤作動の再現ができない。

▶︎ 重畳ノイズ波数が多く、誤作動の再現が可能。
試験システム
エヌエフ製品で模擬商用ラインにノイズを重畳する試験システムを容易に構築することができます。
- ノイズ波形を模擬
信号発生器マルチファンクションジェネレータ WF1974でノイズ重畳波数を自在に設定・出力(2チャネル出力、同期出力、位相設定機能を利用)。
高速バイポーラ電源 HSAシリーズで出力を増幅・重畳。
重畳波数、重畳位相(同期/非同期)、重畳電圧、重畳周波数などを簡単に設定・変更可能 - 商用電源を模擬
プログラマブル交流電源 ESシリーズまたはプログラマブル交流電源 EC1000SAで商用電源を模擬した電圧・周波数を出力。実際の商用ラインと絶縁、出力100V/200V/230V、単相2kVA以上や三相にも対応。 - 波形品位が高く、再現性の高い試験が可能
- フィールドの不具合を再現した試験が可能
構成図

動作説明
マルチファンクションジェネレータのCH1で商用電源周波数・波形を作成し、この信号に同期(または非同期)したノイズパルスをCH2から出力させる。ノイズパルスは高速バイポーラ電源で最大300Vp-pまで増幅され、重畳回路のCとLで加算されて供試機器に印加される。ノイズパルスは周波数成分が高いので重畳回路のL(インダクタ)で阻止され、交流電源には注入されない。同様に、商用電源周波数は低いので、重畳回路のC(キャパシタ)で阻止され、高速バイポーラ電源には注入されない。