マルチファンクションジェネレータ WF1947 / WF1948 - 電子計測器 - 信号発生器

概要

エヌエフが提案するファンクションジェネレータ

国産第一号のファンクションジェネレータを開発して以来、お客様が真に求めるものは何かを追求し続け、お客様とともに進化してきたエヌエフのファンクションジェネレータ。
高確度で安定した出力、豊富な出力波形、さまざまな用途に対応する多彩な発振モード、卓越した操作性など、必要とする波形を自在に創り出す「WAVE FACTORY」のラインナップです。

主な特長

WF1947：1チャネル、WF1948：2チャネル
発振周波数　0.01μHz〜30 MHz
低ノイズ、低ひずみ、低騒音（WF1973/WF1974の約1/10）
振幅分解能　16ビット
振幅設定　最大20 Vp-p/開放
豊富な出力波形：正弦波、方形波、パルス波、ランプ波、ノイズ、DC、任意波
任意波形　最大512Kワード／波形、4Mワード、最大128波
多彩な発振モード　連続、スイープ、内部／外部変調、バースト／トリガ／ゲート
2チャネル連動（WF1948のみ）
任意波形作成ソフトウェア標準添付

ラインナップ

マルチファンクションジェネレータ WAVE FACTORY セレクションガイド

特長

広い周波数帯域

発振周波数帯域は0.01μHz ～30MHz、設定分解能 0.01μHz

低ノイズ

比較的大きな電圧( 約2Vp-p/50Ω、DC 重畳なし) 出力時、300kHz以下の周波数範囲において、WF1973/WF1974に比べてノイズレベルを約1/10に低減しました。また、約1Vp-p 以下の小電圧出力時には、アッテネータの採用により、ノイズレベルを1/2 ～ 1/3 に低減。全出力電圧範囲において、大幅に低ノイズ化を実現し、幅広い用途に対応します。

低ひずみ

回路全体の細部まで見直し、ファンクションジェネレータでありながら全高調波ひずみ率 0.04% 以下の正弦波を実現しています。波形振幅分解能16 ビットと併せて高品位な正弦波を提供します。（設定周波数範囲：20Hz～20kHz、振幅：0.25Vp-p/50Ω以上において）

振幅分解能16ビット

当社独自の回路構成により、最高周波数30MHzクラスでは最高の波形振幅分解能16 ビットを実現。正弦波、方形波、任意波 … すべての波形において振幅分解能16 ビットの高品位波形を提供します。

高い振幅設定確度

オートレンジ機能により、全出力電圧範囲において常に最適な出力電圧レンジを選択。設定レベルによる振幅設定確度の低下を軽減し、常に高い振幅設定確度が得られます。また、レンジ切り換えによる振幅不連続が問題になるような場合、出力レンジ固定モードも選択できます。

フローティング

出力端子は、チャネルごとに筐体からフローティングされており、各々異なる電位にある機器と接続することができます。このため、グラウンドループが原因となるノイズを低減することができます。

低騒音

周囲温度などを検出し、ファンの回転数を制御しています。常温での使用状態では、起動時と異常時を除き、WF1973/WF1974と比べて、1/10 の低騒音を実現しています。

豊富な出力波形

正弦波、方形波、パルス波、ランプ波、任意波、ノイズ、DC

正弦波、方形波をはじめとする標準波形のほか、最大512Kワードの任意波も出力可能です。4Mワードのメモリを搭載し、最大128波形まで保存することができます。しかも、すべての波形が16 ビットの高分解能出力。高品位な波形は、試験の再現性向上に不可欠です。任意波は本体から設定できるほか、付属の任意波形作成ソフトウェアを利用すれば、よりスムーズな編集が可能です。

パルス波（立ち上がり/立ち下がり可変） — パルス波
(立ち上がり/立ち下がり可変）

任意波形作成ソフトウェア

複雑な任意波形も容易に作成できるソフトウェア。
関数式や外部データ取り込みによる波形生成と演算処理が可能。

標準波形、数式による波形生成
直線・スプライン・連続スプライン補間
演算（波形の加算、減算、乗算、除算）
圧縮伸張（縦軸・横軸方向）

動作環境

OS：Windows 7/8.1/10 (32bit/64bit) 日本語版/英語版
ハードディスク空き容量：50MB以上
VISA：NI-VISA 16.0以上
.NET Frameworks 4.0がインストールされていること

多彩な発振モード

連続、バースト／トリガ／ゲート、内部変調、外部変調、スイープ、シーケンス

スイープ機能＆変調機能

スイープは、周波数のみならず、振幅、位相、オフセット、デューティ(0％～100％スイープ)も可能です。片道／往復、リニア／ログ*、連続／単発／ゲーテッド単発を組み合わせることができます。変調は、FM、FSK、PM、PSK、AM、DCオフセット変調、PWMがあり、内部変調も外部変調も可能です。

ログは周波数スイープのみ

バースト／トリガ／ゲート

バースト発振モードは、任意の波数で発振・停止が行えます。トリガ不要なオートバースト、トリガに同期して行うトリガバースト、ゲート信号に同期して行うゲート発振、トリガごとにゲートがオン／オフするトリガドゲート発振が可能。さらに、発振の開始／停止位相の設定や、発振停止時のレベル設定も自在です。発振・停止波数は0.5波～999,999.5波まで可能です。