パラメタ可変波形

  • Parameter-Variable Waveforms     
  • 参数可变波形     
  • 파라미터 가변 파형

一般的な発振器の基本可変パラメタは、波形、周波数および振幅である。
例えば、波形頭部をクリップする割合をパラメタとして設定できると、容易に飽和正弦波を作成でき、クリップ率を変えて各種試験信号として使用することができる。クリップ率は数値で設定できると、波形再現性もよい。
このように、基本可変パラメタ以外の各種パラメタを設定できる発振機能が「パラメタ可変波形」機能である。
当社製マルチファンクションジェネレータWF1973/WF1974/WF1967/WF1968には、回路系、通信系、電力系、機械系など25種類のパラメタ可変波形が内蔵されている。
詳細は マルチファンクションジェネレータWF1973/WF1974 特長 パラメタ可変波形 を参照。

パラメタ可変の波形の例

パラメタ可変の波形の例:飽和正弦波
飽和正弦波
パラメタ可変の波形の例:クレストファクタ(CF)制御正弦波
クレストファクタ(CF)制御正弦波

Topics  任意波形とパラメタ可変波形

シンメトリ可変の三角波やデューティ可変の方形波は、昔から発振器の出力波形として珍しくはありませんでした。波形を出力しながら、これらのパラメタを変更できるのは、とても便利なものです。
この操作性を、従来は任意波形でしか作れなかったような多様で複雑な波形にまで拡張したのが、「パラメタ可変波形」機能です。
任意波形では、波形パラメタをほんのちょっと変えようと思っても、PC上で波形データを作り直して、発振器本体に転送して、出力してみる、の繰り返しになります。被試験対象にとって都合のいい、あるいは問題となるパラメタ値を見つけるのにはずいぶん手間がかかります。パラメタが複数個ある場合はなおさらです。また、一見何気ない波形でも、波形データを作るのには意外と手間がかかることがあります。
一方、「パラメタ可変波形」機能を使うと、発振器本体のパネル操作だけで、波形を出力しながら複数の波形パラメタを変更することができます。結構複雑な波形もありますが、ほとんど瞬時に波形が変更されます。

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