株式会社エヌエフ回路設計ブロック
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   カスタム事例

   カスタム事例(1):入力インピーダンスの変更による利得の減衰を抑制

センサ抵抗(信号源抵抗)が大きい場合、センサ抵抗とアンプ入力抵抗によって分圧されるため、利得が減衰します。この利得の減衰はアンプの入力抵抗を大きくすることで抑制できます。
例えば、センサ抵抗が1MΩの場合、本製品の標準仕様ではアンプの入力抵抗がRin=1MΩとなり、利得の減衰は50%になるため、アンプの出力振幅も半分になります(図1)。
ここでアンプの入力抵抗をRin=100MΩに変更すると、利得の減衰は1%になるため、ほぼ仕様通りの利得を得ることが出来ます(図2)。なお、本製品のカスタム事例ではRin=1GΩまで実績があります。
ただし、センサ抵抗とアンプ抵抗が大きくなると、アンプの入力バイアス電流と電流雑音の影響も大きくなるので、不要にアンプの入力抵抗を大きくすることはお奨めしません。

 

■  1mVp-p, 100Hzの方形波入力におけるアンプの出力電圧波形
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図1 Rin=1MΩの場合
図2 Rin=100MΩに変更した場合
 
■  測定系の回路図

img03※ 2019年3月15日調査

 

 

 

   カスタム事例(2):ローパスフィルタのfc変更でより高精度な微小信号測定が可能に

信号のエネルギーは√Hzに比例するため、不要な高周波成分は大きな雑音となります。そのため、適切なアンプ帯域を選定することも微小信号測定には重要です。
例えば、必要な周波数成分が10kHz(図3)より低い場合、ローパスフィルタのfcを10kHz(図4)に設定することで、より高精度な微小信号測定が可能になります。

 

■  50uVp-p, 1kHzの方形波入力時のアンプ出力波形(FET入力タイプ)
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図3 fc=1MHz(デフォルト)の場合
図4 fc=10kHzに変更した場合
 

※ 2019年3月15日調査