ポンププローブ分光法によるテラヘルツ波の測定

  • THz波
  • フェムト秒レーザ
  • ポンププローブ

ポンププローブ分光法は、テラヘルツ波の時間領域の現象を検証するための測定手段の一つです。テラヘルツ波で物質を励起させ、プローブ光パルスで状態をテラヘルツ波を検出します。ポンプ光とプローブ光のタイミングを変化させることで、光反応の開始から終了までを追跡できます。
テラヘルツパルス波の直接測定は困難なため、測定例では、一定の繰り返し周期のポンプ光をレーザ光源から出力しています。
可動部を調整することで、光路長を伸縮しポンプ光に対するプローブ光の遅延時間を決定します。
決定したポンプ光とプローブ光の遅延時間での特性をロックインアンプで継続して観測することで、光反応のサンプリングが可能です。

LI5600シリーズならば・・・

  • ポンプ光パルスに適した周波数(数百kHz〜数MHz)の測定が可能。
  • 100dB以上のダイナミックリザーブによって、外乱光を除去した測定が可能。
  • 最小時定数 1μsにより、測定の高速化が期待できる。

測定例

タイミング図

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