産業用パワーコンディショナ

概要
再生可能エネルギーと蓄電池を組み合わせてエネルギーシステムを効率的に運用
多様なエネルギー源をサポート
出力容量拡張に対応
BCP対策に

各種再生可能エネルギーと蓄電システムを組み合わせ、高効率・省スペース、かつ低コストの電力システムを構築することをコンセプトに開発したパワーコンディショナです。汎用性の高いDCACインバータ、各種エネルギー源の入力電圧に対応するDCDCコンバータとシステムコントローラで構成されます。
高効率・高電力密度 DCACインバータ
- インバータ容量 24.8kVA
- 出力電圧 三相3線 200V
- 3Uサイズの小型・省スペース
- 高効率・高電力密度
- 並列接続で出力容量拡張可能(最大500kVA)

DCACインバータ内部

エネルギー源に合わせたコンバータ仕様
蓄電池、太陽光、風力、水力など、各種エネルギー源の入力電圧に合わせてカスタマイズしてご提供します。
複数のエネルギー源を組み合わせたシステムにも対応します。
各種通信ネットワークに対応
システムコントローラは、各種通信インタフェースを装備しています。

さまざまな課題解決をサポート
再生可能エネルギーのさらなる普及による脱炭素化への取り組みをはじめ、BCP対策、電気料金削減などさまざまな課題解決をサポートします。
系統連系・自立運転
系統連系規定に準拠した系統連系モードと非常用の自立運転モードを搭載し、系統事故時は、太陽光発電の電力を自家消費に切り換えます。
また、三相3線出力の自立運転モードにより、ポンプなどのモータ負荷の駆動にも対応可能です。
自家消費対応
逆潮流防止機能搭載し、太陽光で発電した電力を系統連系せずに自社設備で使用できます。
電力会社から購入する電力を抑え、電気料金の削減に貢献します。
特定計量制度対応
高精度電力量計測システムを搭載しています。改正電気事業法に基づいて、計量法の検定を受けていない計量器(特例計量器)により管理することができます。
システム構築例
50kVA 産業用蓄電システム
中小規模の工場・店舗・事務所向け蓄電システム

PV併設 蓄電システム ブロック図

目的や予算などに合わせたシステムをご提案します。
仕様
おもな仕様
24.8kVA DDCACインバータ
- 最大出力電力 24.8 kVA(連系/自立)
- 定格連系電圧 202 Vrms(50/60Hz自動判別)
- 定格出力電流 70.88 Arms
- 外形寸法 430(W)×133.5(H)×720(D)mm
- 質量 約35 kg
蓄電池用DCDCコンバータ
- 最大出力電力 12.7 kW
- 入力電圧範囲 200 Vdc~400 Vdc
- 最大入力電流 66 Adc
- 外形寸法 430 (W)×90(H)×720(D))mm
- 質量 約30 kg
システムコントローラ
- 外部通信方式 Ethernet、CAN、RS232、RS485
- 外形寸法 430(W)×44.5(H)×720(D)mm
- 質量 約10 kg
盤・システム
- 保護等級 IP55相当
- 動作温度範囲※ -10 ℃~50℃
- 使用湿度範囲 5%RH~85%RH
※盤内にエアコンを搭載した場合の温度範囲