2020/03/30トピックス 米国物理学会 量子コンピュータに関する研究発表
量子コンピュータの多ビット化に必須な測定バラツキの抑制には、測定システムの低ノイズ化が有効であることを産業総合技術研究所等と共同で検証し、世界的に権威のある米国物理学会(American Physical Society; APS)*にて、その資料が公開されました。
測定システムには、当社のマルチチャネル低雑音増幅システムと精密低雑音直流電圧源が使用されています。
当社の低雑音信号処理技術も、測定バラツキの抑制に寄与しています。
公開資料
Impact of noise reduction in measurement of a super conducting flux qubit at 4.2 K
米国物理学会とは
American Physical Society(略称APS)
4万人を超える物理学者が所属する学会。1899年設立。
毎年20回以上の会合を開催し、物理学の学術雑誌として最も権威のある「Physical Review」をはじめとする各種出版物を発行している。