株式会社エヌエフ回路設計ブロック
計測なんでもHOTLINE 0120-545838
Google

技術情報

技術用語集

減衰傾度

 

減衰傾度

 

  • attenuation slope 
  • 衰減斜率

 

減衰傾度とは,右図における遷移域の減衰特性を表すものである。
フィルタの“切れ味”を示すものということもできる。
通常は周波数特性の傾きで表現され、dB/octの単位を用いるが、これは周波数が2倍(または1/2)になったときの減衰の大きさを表している。
最大平坦特性のフィルタでは、周波数特性は遮断周波数近辺を除いて直線的な変化をするが、連立チェビシェフ特性フィルタなどでは減衰域の特性が複雑なので、一様な特性とみなしたときの値が採用される。

 

  図

“oct”はoctal(8進数)という意味ではなく、オクターブ(octave)の意味です。1オクターブは8音階(ドレミファソラシド)から構成されるので、1オクターブ上ると周波数は2倍になります。
dB/octは、減衰傾度をオクターブすなわち周波数が倍になったときにどれだけ減衰しているかをdBで表したものです。
ちなみに、テレビの時報は地上デジタル放送になって廃止した局が多いですが、440Hzの“ラ”の音と1オクターブ上の“ラ”(880Hz)の音から構成されていました。

関連リンク